トライポッドワークスは、授業中の教員と生徒との双方向コミュニケーションを実現し、授業の“幅”を拡げられる「ScreenBeam
(以下、スクリーンビーム)」の販売を令和2年4月から開始した。その製品の特徴を同社の坪田 明大さんに聞いた。
※下記はジチタイワークスVol.9(2020年4月発刊)から抜粋し、記事は取材時のものです。
[提供] トライポッドワークス株式会社
スムーズで効果的な教育現場のICT化を支援
文部科学省が定めた新しい「学習指導要領」に基づき、令和2年度からは“自ら考え、対話しながら考えていく深い学び”に向けた授業内容が求められている。その方策の1つとして同省は、教育現場のICT化を推奨しているが、最新の機器を使用するための準備と設定が難しく、教員は負担を感じているようだ。
実際、同省実施のアンケート調査によると、小・中学校、高校の8割超が、「準備に時間がかかりすぎることが、授業でのICT活用が進まない主な理由」と回答している※。また、無線LANなどの設備環境は学校ごとに異なっており、使用できる場所が限定されていたり、接続が不安定になったりで、一部の生徒が教員の配信する教材を開けないなどの問題も発生していた。
「そこで活躍するのが、スクリーンビームです」と坪田さん。「スクリーンビームはワイヤレスなので、ケーブル接続は不要。さらにWi-Fiなしで利用できるので、ネット環境に左右されず活用できます。パソコンやタブレットなど、異なる種類の端末同士の接続も簡単で、導入してすぐに授業で活躍します」。
最小限の設備投資と導入準備で学習意欲向上などの大きな効果も
同社が扱うスクリーンビームのうち、教育現場での活用を想定した機能を搭載したモデルでは、教員側端末で全生徒の端末を一括操作したり、生徒の画面管理や個別チャットなどを行ったりできる。「教員は全生徒の画面をモニタリングできるので、個々の生徒に適したアドバイスを行ったり、発言者の画面を全端末に表示させてプレゼン式授業を行ったりと、“対話をしながら考える”授業が行いやすくなるでしょう」。
スクリーンビームの導入により、教員と生徒とのスムーズなコミュニケーションを可能にし、生徒の学習意欲が向上するばかりではなく、教え方にも広がりが生まれる。授業準備の効率化で、教員の業務負担の軽減も期待できそうだ。
※学校における教育の情報化の実態等に関する調査より
トライポッドワークス ソリューション営業部 坪田 明大さん
スクリーンビームの特徴と教育現場での利便性
教員の操作で全生徒に一括共有
教員の端末とスクリーンビームを接続し、教員と生徒の端末にそれぞれ専用アプリをダウンロードするだけ。静止画も動画も共有できるので、プリント配布等の手間も省ける。
「対話型授業」が実現!
教室内にタッチパネル対応モニタが設置されていれば、教員や発言する生徒が書き込んだ画面を全生徒の端末で共有可能。プレゼンやディスカッションが行いやすい。
「個別チャット」できるので発言が苦手な生徒の声も届く
教員と生徒の個別チャット機能を活用すれば、“手を挙げて質問するのが恥ずかしい”“トイレに行きたいけど言いにくい”などの場面でも、スムーズな意思疎通が図れる。さらに、一般的な広さの教室内なら、ほぼ全域で接続が可能。
■画面共有を行うことでペーパーレス化を促進。
■印刷、配布などの事前準備を削減することが可能。
■直感的な操作方法で先生が「操作を覚える」負担が少ない。
■簡単な設置で導入がスムーズ。
導入モデル校募集!
本格販売に向け、問い合わせいただいた学校への貸し出しを行うほか、スクリーンビームと、当社の新製品であるSIMフリー2in1タブレットPC「netBull※」を組み合わせて導入するモデル校の募集も受け付けています。
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